孤独の覚悟
心の何処かで焦っている気持ちになる。
焦りを誰かに共有したいと思う。
自分の焦りを分かってほしいと、願うけれども誰も同じように理解できない。
人と話していても、話していないような気持ちになる。
自分が何処にいるのか、わからなくなる。
これから何処に行くのかも、わからなくなる。
自分の選択を人のせいにしたくなる。
何がよくて何が悪いのか、わからなくなる。
「どれもいい」と言えるよねと思ってしまう。
私はこう思うと言えなくなる。
相手に押し付けている気がして、私の意見を言えなくなる。
意見を押し付けることはしたくないから、黙ってしまう。
黙っていると、その場にいない気持ちになる。
ここにいなくてもいいな。私の居場所はここじゃない。じゃぁどこにあるんだろう、私の居場所は、と、誰かが受け入れてくれるだけの居場所に向かう。
自分から受け入れることはしない。
どんどん、自分のいてもいい場所が小さくなっていく。
きっと、簡単なことなのに。
自分から受け入れる、と。
受け入れてもらうことは、嬉しいようで、どんどん自分を疲弊させる。
自分の意志が、存在しないから。
主体に自分がいない。
自分はどこにいる?
じゃぁ、人を受け入れてみればいいんだ。
おいで、って手を広げて、
全力で、相手を受け入れる。
私の中に、包み込む。
私がどう気持ちよく暮らすか?より、
相手がどうしたら嬉しいか?何を求めているか?何をしたくて、何を知りたくて、これを聞いてるの?
考えようとすれば、いいんじゃないかな。
やる前に諦めるのは、もう終わりにしようよ。
自分でダメだって考えたら、ダメになるよ。
人を受け入れる。包摂する。強い優しさというこだわりを持つ。こだわりから逃げるな。
本音を求める人、タテマエの方がいい人、弱みを見せたい人、かっこいいところを見せたい人。
色々な自分を使い分ければいいんだよ。
でも、ベースには、「相手がどう喜ぶか」。自分のためじゃなくて、相手のために、自分を使い分けよう。